研究

MINATECは、パリ首都圏に次ぐフランス最大の公的研究拠点として約23,500名の研究者を集めるグルノーブル市街地の中心にある。

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MINATECは、パリ首都圏に次ぐフランス最大の公的研究拠点として約23,500名の研究者を集めるグルノーブル市街地の中心にある。
イノベーション・キャンパスには、基礎研究を行っている研究所(INAC、FMNT)とあわせて、電子情報技術研究所(CEA Leti)という応用研究所もある。MINATECは、ルイ・ネール研究所(Institut Louis Néel)及び大手国際研究施設(欧州シンクロトロン放射光研究所-ESRF、ラウエ・ランジュヴァン研究所-ILL、欧州分子生物研究所-EMBL)とも近接するという有利な立地条件となっている。
こうした一貫性のある横断的研究拠点では、研究グループ間に緻密な連携が生まれ、また研究設備の共用、相互扶助により、非常に有効な運営実績が得られ、革新的なスタートアップを生み出している。

 

 

 

長年、MINATECのパートナーと日本の研究機関との間には緊密な連携がある。例えば、GIANTキャンパスが物質・材料研究機構(NIMS・つくば市)と包括協力協定(MoU)を2014年に締結し、MINATECの材料解析施設にNIMSの研究者のための派遣事務所を開設した。またCEA Techと産業技術総合研究所(AIST)との間に2010年に締結された連携協定(MoU)が2015年に更新された。

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MINATECの理事長であるJean-Charles Guibert氏は毎年、NIMSの国際委員会に参加している。

 
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2014年10月に、名古屋大学大学院教授の天野浩氏がMINATECを訪問したその日に、教授のノーベル物理学賞の受賞が発表されたことは、MINATECにとって大変名誉なことである。天野氏はシリコン基板上の窒化ガリウムを使ったマイクロワイヤの成長による革新的なLED製造方法を開発しているアレディア社(Aledia)というベンチャー企業の顧問でもある。

 

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